2009年11月16日月曜日

要求の内に潜む、真の欲求


大変よく似た響きの<要求と欲求>。組合の要求は賃金の値上げ!や残業時間の削減と掲げられますが、その本音の欲求は従業員個々の価値を認めて欲しい!という気持ちであったり、残業に奪われる、自分の時間への渇望であったりします。真の願いに気づくことは至難ですがここが改善への勘所。

2009年11月13日金曜日

世の中の全ての仕事が客商売


客商売と聞くと、接客業やサービス業だけが該当するような錯覚を持ちますが、今時ありとあらゆる仕事が自分以外の他人との交渉に終始する以上、ほとんどすべての仕事が客商売という認識が大前提として必要不可欠。医者も弁護士も農家も漁業も皆、立派に客商売です。

2009年11月11日水曜日

恩を売るのも仕事のうち


相手の立場に立つ!という課題への挑戦はある意味、恩の押し売り。なぜならば、受け手からすれば【ココまでしてもらっていいの?】とか【こんなにしてもらったら悪いわ!】と深く感謝し、非常に恩義を感じつつも、何某かのお返しが脳裏にちらつき、仕事の縁や絆はとかくこうして深まる次第。

2009年11月9日月曜日

ぐずぐずせずにさっと謝る


失敗したり、間違えたり、そんなはずはないと思っていても結果は自身の思い違いというような不甲斐無いことだって人生にはよくあること。犯してしまった過ちの理由ををあれこれ捜したてるのは、無用なプライドの高さにしか見えないことを自覚して、まずは謝る。さっさとさわやかに謝れる態度は財産にもなる。

2009年11月6日金曜日

同じ話は2度としない


話が下手といわれる素養のひとつに、話が長い!というのがあげられる。まわりくどい。落ちがない。なども貫禄的素養だが、話がうまくなりたければそれなりの努力が必要なのは言うまでもない。テクニック論はさておき、精神論的課題としては同じ相手に同じ話はしないと決意すること。これ案外有効ですよ。

2009年11月4日水曜日

すべて言葉は惜しみ惜しみ使うべし


大空を舞う風のように飄々とした生き様に人気の高い良寛さんの言葉です。何気なく使う言葉にこそ、日頃の本音が見え隠れするという鋭い指摘の周辺に、そんな愚かな人間への優しい眼差しが透けて見えます。<裏を見せ、表を見せて散るもみじ>という句も大好きですが、、、

2009年11月2日月曜日

人気は知性に比例する


性格が良いから人気があると思いがちですが、人気があるのは人に対して様々な配慮が出来るからに他なりません。つまり人を上手にもてなし、気分よくさせるためには洞察力が問われます。洞察力とは相手が何を望んでいるかを見抜く社会的知性に他ならず、努力の成果であって偶然の産物ではない。