2011年4月17日日曜日

お地蔵さんのお世話当番

この地に暮らし始めて14年。ご近所つきあいはさほど
多くはありませんが、それでも町内会の行事や様々な
当番は廻ってくるもので、それはそれでお勉強になります。

さて、この4月からは<お地蔵さんの当番>が廻って参りました。

期間は3ヶ月。毎月1日と15日に近所のお地蔵さんのお掃除と
お花の入れ替え!というのが役割です。
専用のバケツと大きなペットボトル。
時々のお花は一対1000円で立替購入し、
当番終了時に精算する仕組みです。

そういえば、我が家のあたりにはそこかしこにお地蔵さんが多く、
いつもちゃんとお花があるのを当たり前のこととして見ていたのは
その専用守り人がいらっしゃるからだと、思い込んでおりました。

でも、違ってましたね。町内でお世話してたのですね。

お花屋さんの選定は自由でしたので、行きつけのお店で
お地蔵さん用一対を作ってもらいましたが、お店情報によれば、
いくつかの町内とは年間契約されているとのこと。

なんか、京都らしいな!と密かに嬉しくなっちゃいました。

同時にそんなことを嬉しく感じられる年齢になっていることが
これまた嬉しい気分。

若い頃なら<ゲエ!面倒くさい>と思った自分がいたような気がします。


それにしても早朝のお掃除と御花のお供えは思いのほか清々しく、
花の季節も手伝ってか、手入れが済んだお地蔵さんが湯上りのように
こざっぱりと輝いて見えるのは多いに手前味噌ですが、、、。

それにしてもこんなお世話の仕組みがどのくらい前から
続いていることなのか、、、、詳しいことがよくわからない分、
なかなかに不可解な雰囲気です。


いずれにしても一番よくご存知なのは一部始終をずっと
ご覧になっているお地蔵さんだけ、、、なんですよね。


とはいえ、たった3ヶ月の当番が14年目にして初めて
我が家に廻ってきたという仕組みの方が実はもっと不可解なのですが、、、

0 件のコメント:

コメントを投稿