2011年6月17日金曜日

こだわりの実感

先日、ワコールのOB会である【ワコール倶楽部】の総会があり、昨年に続き、今年も幹事のひとりとして参加してまいりました。

第一部の総会に続く、第2部懇親会には会社経営陣も参加され、現役とOBの実に和やかで賑やかな宴と相成りました。総勢約100名の参加者の中には80歳を越えておられる方々も多く、その若さと元気さにビックリさせられたり、当時の思い出話に引き込まれたりして、アッという間の数時間。

つくづく良い会社の一員であったことを感謝した1日となりました。

早いもので、早期退職という形で、ワコールを離れて丸5年。

それは時代の流れの中でのひとつの大きな決断であり、人生の節目でもありました。

おかげさまで個人事業主として、独立し、好きな事を追求させてもらえる日々には感謝していますが、どこかでサラリーマンとして定年を全う出来なかった後ろめたさみたいなものを抱えていたのも事実でした。その気持ちが芯になって、OB会にも入会はしたものの一切、顔も出さずの数年間。

つまり、こだわっていたのだな!ってつくづく実感!しちゃいました。

こだわったからってどうなるものでもないのに、妙なプライドが加勢して拍車がかかる図式は人さまのことなら笑い飛ばせても我が身は別物。そんな厄介な何かが強めのシャワーの水で、きれいサッパリ洗い流されてしまったような爽快感は言葉でどう表現すればよいものやら。

いつの間にか身に付いてしまういくつものこだわりは、肥満という形で身に付く、脂肪以上に厄介な代物だと今更ながら気づかせて頂きました。

心身ともに、そして暮らし方もスッキリとシャープでありたい中高年のひとりとして、最近なにやら目に余る様々な課題に勇気を持って立ち向うか!てな気合が整いましたという実感。悪くないな。

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