2014年9月8日月曜日

裏があるから おもてなし

<おもてなし>とは!を語るときに<うら、おもて!なし>の心意気が引き合いに出されることがよくあります。確かにその通りですね。
もてなしたいという思いに裏も表もないという清々しさこそ、王道!
でも、実際の所、日々の対人関係においてのそれはなかなか難しいのも事実です。
本音と建て前を見事に、そして器用に自在に使い分けられる達人だけでなく、誰しも本当の処とそれを語る言葉や態度は微妙に異なるかも!というのは大の大人なら誰しもうなづける話。
そして、それは時には相手への思いやりや遠慮からであったりします。
更に時には、正直な気持ちを素直に表現する言葉が見つからないからでもあります。あるいはストレートでは、人間関係に良くない影響があるかも、、、と思案しての挙句であったりもします。
つまり、アナと雪の女王の主題歌のように、『ありのままに♪』が相互快適の極意と言い切れない場面は思いのほか、沢山ありそうです。
日常生活ですら難易度の高い課題に関して、とりわけ、良いおもてなしを目指す舞台では、更なる知恵や工夫が問われるのは必至。
すなわち、おもてなしという舞台の幕が上がる前に整えておかねばならない課題が山のようにあるということに如何に謙虚に向き合えるか。


そう考えてみると、良いおもてなしとは事前に裏側で入念且つ、真剣な作りこみがどれだけ出来ているのか?ということなのかもしれません。
来客を迎えるための掃除しかり。打ち水しかり。部屋のしつらえから迎える側の身だしなみや装いの整え方、顔つきや言葉使い、など等。
実に入念な下ごしらえや熱心な練習、様々に手の込んだ仕掛けがあってはじめて、最上のおもてなしが提供できるのではないでしょうか!
裏があるから、おもてなし!その裏側の極意を研究してまいります!!

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