2008年11月11日火曜日

滑らかに移ろう季節にあやかれないいまま

夏以降の数ヶ月、比較的頻繁に宝ヶ池界隈に出かける用事が続いており、
おかげさまで我が家以北の紅葉事情にとても精通している昨今です。

まだ、残暑厳しい折から、一気に清々しい空気の頃合を経て
ここ数日は特に紅葉の気配が日に日にグングンと深まっています。

その光景はまるで毎日、未明に誰かがこっそりと丹念に
絵筆で色を塗り重ねてくれているかのように見事なまでの鮮やかさ。

数日前と昨日、そして昨日と今日ではあきらかに異なる木々の色が、
深まりゆく秋をどうだ!と胸を張って自慢しているかのようです。

世間で何が起ころうと、日本の景気がどうなろうと季節は巡り、
暦の上で立冬を過ぎた以上、ちゃんと見事に冬支度が整う次第。

そんな自然環境に遅れつつ、先週末にやっとこさ衣替え完了の
我が家ですが、毎度、痛感するのはとにもかくにも衣服の多さです。

それゆえにいつの頃からか、衣替えイコール不要在庫点検チャンス
と言う仕様では有りますが、言うは易く行うは難し。

旦那の不要な衣服への指摘は実に簡単ですが、自分のものは難題。
結局、大半は手放せず、さりとて袖も通さず、出しては戻すの繰り返し。

もったいない!とそうはいっても箪笥の肥!という板ばさみに
グッタリ疲れる恒例行事はどちらさまでも同じなのでしょうか?

自然界のような滑らかな季節の移り変わりを見習いたいと願いながら
その実態は遠く及ばず、どうも抜本的な改革が問われていることは
薄々感じつつ、先延ばし。業界筋のどなたか、妙案ありませんか?

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