2008年2月22日金曜日

絶景、富士山の価値

昨日は品川のインターシティで午後半日の研修会がありましたが、
前後の事情と新幹線の便利さから、ひょいと日帰りが出来ちゃう有難さ。

今回は往路で最新のN700系という《のぞみ》に乗車。
このタイプに乗るのはたしか2度目になりますが、遂に全車禁煙モデル。
流線型の洗面室や多目的ルームなどの仕様が従来型とは一線を画し、
どことなく近未来系の風情があり、進化のスピードも益々加速しそうです。

という訳で、今週は東に向かって2度、新幹線を利用し、有難いことに
いずれの折にもビックリするほど美しい富士山を拝ませて頂きました。

ご存知かどうか、実は富士山の姿は夏場よりも今頃の方がよく拝めます。
きらきら輝く雪景色が日差しに映えて美しい姿の風景写真が多いのは、つまり
その姿のこの時期に最もよくその全貌が眺められるからだそうです。

つまり、この時期は新幹線の付加価値向上に富士山は密かに大貢献という次第。

ちなみにその気で注目していれば、静岡を過ぎた直後にいきなり
左前方にその雄姿をしっかりと捉えることができます。
もちろん、メインの新富士を過ぎてからも今度は左後方に現れるなど
車中からの富士山ゲットポイントは数度に亘ります。

このための基本的な座席位置は2人掛けのD・E席が望まれます。

そういえば、ずい分昔に新幹線の車内アナウンスで
《ご乗車の皆様に本日だけのご案内を申し上げます。まもなく左手に誠に
美しい富士山をご覧いただけます。しばし新幹線ならではの極上の景色を
お楽しみくださいませ》という実に小粋な放送を耳にしたことがありました。

今はそんな放送はもしかしたら車内規制で禁止!なのかも知れませんが、
せっかくの貴重な素材を上手く活用しない手はないとあらためて
しみじみ思えるほどに、今週の富士山は絶景でしたよ。

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