2010年6月13日日曜日
貴重な学びのご報告
思いがけず疾病自慢になった前回ですが、おかげさまで丸1年の歳月を要した歯医者さん通いが昨日を持って、やっとピリオドとなりました。思い起こせば1年前の6月初旬、治療直後の歯の痛みに耐え切れず、処置した若い歯医者さんも首を傾げるばかりで、不安感渦巻く中、とうとう我慢の限界からあちこちの伝手を頼って今の歯科医を紹介頂き、遠く離れた中書島まで京阪で通い続けた日々でした。うらみつらみや感情論はさておき、結論だけ申せば、根幹治療ミスでしたが、当時は治療が終わったばかりの歯がなぜ、痛むのかわからず、眠れぬままにネットの【歯チャンネル】の常連さんと化しておりました。それにしても、実に多くの患者さんが似たような症状や悩みを訴えておられ、本当に我が身も皆々様も気の毒至極、しかし、その悩みの多さが救いでもありました。自分だけじゃない!という安心感はロキソニンという痛み止めの薬以上の効果を持っていたやも知れません。もっと重大且つ深刻な病に比べれば、かすり傷みたいな事態かもしれませんが、当の本人からすれば、明日をも知れぬ病さながらの非常事態ど真ん中の実感でした。尊敬する御仁の名言である【罹病はしても病気になるな】の実践がいかに難しいかということも身を持って知りました。とにかく、どこかちょっとでも身体の具合が悪いと、すぐに気持ちまで弱るのが凡人の為せる業。そして絵に描いたように見事に凡人の私。そのクセ、【ノドもと過ぎれば熱さを忘れる】のたとえ通リ、調子が良くなると掌返したように図に乗って偉そうなことを言いふらしたりします。貴重な学びをどうか、忘れませんように、願いを込めてここに懺悔します。
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