最近、ようやく少しわかりかけてきたもののひとつに<心根>
というものがあります。別の言い方をすれば、心構えとか、姿勢とか、
あるいは本性、もしかしたら志もここが根っこかも。
そんなもの!どうでもいいじゃないか!と思うのははなはだ乏しい
認識の露呈に他ならず、大元の考え方がどういう具合なのかは
実り多い人生を願うならば、断じて軽視できない重要課題です。
しかし、そういうことだったのか!と気づくのはそれなりの人生経験や
失敗やらを重ねた結果のご褒美みたいなもので、時には年齢的には
資格十分なのに気づけないということもあるようなので油断大敵です。
さて、そもそもの心根や心構えみたいなものが隠し立てできずに
はっきりと見えてしまうのは、自分一人の時間ではないでしょうか?
誰もいない自分だけの空間や時間の過ごし方には
嘘偽りの無い本当の自分が無防備な本性をさらけ出すようです。
恥ずかしながら、その昔、独身の頃の私はインスタントラーメンをなぜ、
鍋のまま食べちゃいけないのかわからないと考えていました。
愚かにもそのほうが洗い物がひとつで済むから合理的と考え、
それがさも進歩的と錯覚していたような気がします。
おかげで誰も見ていなければ、平気でそうするということになります。
時々、ひとりの過ごし方を冷静に観察してみませんか?
そしてそれが我ながら、惚れ惚れするようなものであるように
一人の時間こそを慎む!という決意と覚悟と実践は、自分を磨き、
自分を好きになり、自分に自信を持つための最強の軌道のようです
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