『ニッポンユウビンです!』とインターホン越しの声が
清々しく元気の良い、民営化後の郵便配達員さん各位の様子。
どうも配達郵便の種類によってご担当が異なる仕組みなのか、どうなのか。
たまたま今朝は入れ替わり立ち替わり、顔ぶれが異なる各位から郵便物が
威勢よくチャイムとともに届けられております。ちなみにこういう発見が
出来るのは自宅兼仕事場ならではの醍醐味でしょうか!
さて、発見と申せば、本年1月2日、朝の大発見。
郵便受けに新聞と共に年賀状の束を見つけた事は大袈裟に申せば、本邦初。
しみじみと民営化への変貌を感じさせる出来事であったわけです。
毎年、元旦の朝にドッサリ届いた年賀状をたのしみながら祝う新年。
翌2日はなぜ、配達がないのか子供心にはまったくわからないまま、
やがて、そういうものだと常識化した数十年が過ぎ、3日、4日と
だんだんにその数を減らしながら届く年賀状に感じる冬休みの終わり。
無いものだった何かが、変わってゆくその瞬間とはかくして実に
なんということのない風情で、がらりと変わりゆくものなのかもしれません。
そういえば、年賀状の大半がパソコン仕様という実態もここ数年の大変化。
<年賀状は贈り物だと思う!>というステキなフレーズの触れ込みの割には
素っ気ないプリントだけの代物も決して少なくはありませんが、、、、、。
我が家でも結婚以来、拘り続けた年賀状のビジュアルと筆文字の宛名書きを
便利な文明の利器にすっかり委ねてしまって、早や数年。
もちろんデザインや文面にあれこれと智恵は絞っているものの、何かが
しっかりと変わってしまった実感は隠し切れないものがあります。
変わり行くものと変わらざるを得ないもの。その一方で変えたくないものと
変えてはならないもの。そんなアレコレへの自分なりの眼差しを
今年もシビアに持ち続けたいものです。
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