2008年1月24日木曜日

アイコンタクト、徒然

厳しい寒さに見舞われた本日は京都市内でも断続的に雪が降り続き、
我が家界隈では日暮れて一層、気温の急降下を肌で感じる真冬日の夜です。

ニュースによれば、北海道は休校が相次ぐ大荒れの寒波襲来であったとか。

そういえば函館から京都に戻った数日後、函館商工観光部の方と諸連絡の中に
<本日の気温はマイナス15度>とのご報告があり、飛行機で2時間ほどの
狭い日本という感覚が一気に広い日本の遠い函館を実感させてくれたものです。

そんな函館滞在最終日に連れて行ってもらった大沼国定公園や駒ケ岳の今頃は
きっと凍てつく寒さの中、降り積もる雪と風ですべての物音がかき消され、
ただ静けさの中に夜が深まってゆく様子が眼に浮かぶようです。

とはいえ、滞在最終日は恵まれた観光日和を絵に書いたような快晴でした。

それもこれもすべては単身赴任中の先輩がわざわざ半日のお休みを
取ってくださったおかげなのか、はたまた日頃の行いの良さなのか、
なにはともあれフライトまでの数時間、駒ケ岳と大沼の景色を堪能しました。

その湖畔の一角に白鳥や真鴨や合鴨がワンサカたむろしている場所があり、
その鳥たちが餌を求めて人馴れした風情は可愛いけれど、ちょっと異様。

それは以前、仙台で松島めぐりの船に乗ったときに、その船に群がる
《カモメ達》のアイコンタクトにビックリした記憶とかなりニアリー。

乗船客から投げてもらう餌にすっかり慣れっこのカモメたちが船の真近かを
羽ばたきながら、その目がぴたりと当方を見据える様子は何とも異様でした。

それにしても見事に人間としっかり眼を合わせる技を持つ鳥サン達に
その意味は存在するのでしょうか。ふとそんなことを遠い目で思う寒波の夜。
どちらの鳥さん達も今宵はそれどころではないでしょうけれど、、、、。

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