7月に実施された京都迎賓館の一般拝観は例によって事前に往復はがきで申し込み、抽選という仕組みでした。そこで我が家も7月の某日を全面的に空けて、
いそいそと申し込み。しかも我が家だけでは心もとないので保険的に実家にも妹にもお願いをして、何通か応募いたしましたが、なんと見事に全員はずれ!
いったいどのくらいの応募があったのか、そもそもどういう規模での募集なのかも全く不透明ながら、地元、かつご近所ゆえに悔しさひとしお!
ただ、源氏物語千年紀の今年はタイミングが悪すぎたきらいはあります。
日頃はそんなに混雑していない、近所の盧山寺さんも今年は真夏猛暑関係なく、
連日、観光客で大賑わい。
この時期にこんな調子であれば、秋を迎える頃の京都の神社仏閣はおそらく、
とんでもないことになりそうと他人事ながら頭を悩ませておりました。
さて、神社といえば、鳥居の両脇、あるいは拝殿の両脇に狛犬がいます。
狛犬なのでどこでも犬かというと決してそうではありませんね。
たとえば、京都御所の西に位置する護王神社は猪が神獣として狛犬の役割を担っています。また北の天満宮は牛が狛犬。大豊神社はねずみ。
有名なところではお稲荷さんは狐ですが、こんなふうにして、京都の神社には実は12支の狛犬が存在するらしいのです。何年も前に聞いた話ながら、未だにその真偽は定かではありませんが、いかにも京都ならば有りそうなお話です。
その答えがもしや紹介されているかも?と手にした1冊が本日のおすすめの
<神社のしきたり>です。わかっているようで、まったくもって不透明な
用語や手順などがどれほどあるのかと、あらためて驚くばかりです。
発行は2007年・11月8日、角川マガジンズ 税別1300円
著者は浦山明俊氏
0 件のコメント:
コメントを投稿