昨日、北山の京都コンサートホールで2つのイベントが重なり、
移動が館内だけという便利さは雨模様の中、本当にラッキーでしたが
何よりの幸運は芸術の秋にふさわしい音楽鑑賞を楽しめたことでした。
ご存知の方にとっては、何を今更なのでしょうが、
京都フィルハーモニー室内合奏団の演奏は実にたのしく感動的。
曲目のわかりやすい紹介もステキなら、思いがけない道具を使った
演奏上の工夫も見事。どの曲もハッとするほどおもしろい。
だいたいクラッシックといわれると、なんとなく知っているけれど、
誰の何という曲かと問われたら、うっと即答できないものばかり。
どうやら苦手意識の方が勝手にどんどん先行して食わず嫌いモードの
クラッシク音楽の心地よさに一気に開眼!というひと時となりました。
時間の関係で前半しか拝聴できなかったことが超、悔やまれますが
あらためて昨日のパンフを眺めてみると、特定非営利活動法人として
<クオリティは高く、ステージは楽しく>というポリシーが掲げられており、
まさにその心意気のままの舞台であったことに一層、感動しちゃいました。
1972年の結成以来、活動の柱とされている学校音楽鑑賞会では、
36年間に延べ2,600校、110万人以上の子供たちに
楽しい音楽を届けて来られたそうです。
また、2004年からは京都府内の小学校約260校すべてを訪問され、
ナマの音楽を届ける活動などを通して聴衆の育成拡大に取り組まれています。
おかげさまでともするとスポーツの秋一辺倒になりがちな生活に
ほのかに格調高い芸術の香りが漂うことは誠に嬉しい限りです。
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