2007年10月17日水曜日

鮮度の力

最近、どうもブログが滞りがちのため、関係各方面から
心温まる、ご心配やご声援、あるいはどこか遠いところで遊び呆けて
いるのではないかという疑いまで、幅広く頂戴し、誠に有難い限りです。

ですが、残念ながら、どこにも行っておりません。また体調を壊している
のでもなく、単に物理的に時間が捻出できないという、力不足の状況下です。

それにしても<京都流>ブログの不思議現象は、マメに綴っている折には
ほとんどまったくといって良いほど、反応なし!なのに、ちっとばかし
お休みしておりますと、わざわざ電話などで様子伺いをして下さったりして
あらためて読んでくださっている方が多いことに驚かされます。

たしかに個人的な希望としては、本来、この時期ならば、
立体的な紅葉に彩られた白馬あたりで、秋冷のゴルフに連日、
うつつを抜かし、朝な夕なは温泉三昧なんて境遇が最高の贅沢です。

そんな願いも遠く虚しい今シーズンはせめて出張先の各地で
美味しいものに巡り会いたいと願うしかありません。

そんなささやかな夢が、この週初めの静岡出張ではその日の朝に捕れた
生しらすとなって実現しました。京都ではさすがにめったに頂けない一品です。
ちなみに鯨に似た触感らしい<いるか>料理は、今回はご遠慮しましたが
海の幸に恵まれた土地ならではのめずらしいものに沢山、出会えました。

やっぱり、情報も言葉も食材も<鮮度>に勝るものはありません。

そういえば、宿泊先の静岡のホテルでのこと。宿泊カードに
カタカナで印字された我が氏名は<ミズタニ イッコウ>となっていました。

<イクコ>を<イッコウ>と聞き違えられたのは明白ですが、『ドンダケー』の
発信者は今時、鮮度の旬であることを妙に実感させて頂きました。

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