2007年11月20日火曜日

焼きみかんレシピ

今シーズンの定番研修もおかげさまで終盤戦を迎え、残すところあとわずか。
振り返ってみますと、スタートしたのがまだ真夏モードの9月の初旬。

つまり夏の勢いがまだまだ旺盛な頃合で、核となる内容とは別に
その都度、用意させて頂くイントロやエンディングの内容もたしかに
この数ヶ月でずい分、様変わりしたことに感慨深く気付けます。

ちなみに今回は研修の中で使用したみかんを各自、お持ち帰りいただくことに
なったため、最後にお火焚にからめて<焼きみかん>のご紹介をいたしました。

お火焚(ひたき)はそもそも宮中の重要行事である、新嘗(にいなめ)祭が民間に
広まったもので、五穀豊穣を感謝し、来年の豊作を祈願し、行う神事です。

今月、多くの神社で行われますが、今週末の23日、勤労感謝の日に
伏見稲荷大社で行われる<火焚祭>が有名で大勢の参拝者が願い事を
書き記した護摩木を焚きあげ、家内安全、商売繁盛、火難除けを
神様にお祈りします。その際にお供えのみかんをその火で焼き、
それを食すと風邪を引かないといわれています。

それを自宅、風邪対策レシピにしたのが自称、<焼きみかん>です。

作り方は至って簡単。みかんのヘタを上にしておき、横半分に2等分します。
これを上下に重ねたまま、オーブントースターで焼くこと4,5分。
みかんの皮に黒い焦げ目が点在すれば、これで焼き上がりです。

熱いのでしばし、待ってお皿に盛れば、実に立派なデザートの風格です。
焼き上げて薄くなった皮をブドウの皮をむくような感じで扱いながら、
果汁が膨らんで見える実を召し上がってみてください。
いつものみかんがなぜかとっても美味しく香ばしく頂けます。
寒い朝、時間のない朝の簡単朝食としてもお薦めかも。

考えてみれば、夏の<冷凍みかん>に対抗して冬の<焼きみかん>は
これからの季節、絶対キオスクの人気メニューになりそうですが、、、。

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