2007年8月6日月曜日

★目で言いたい言葉

札幌での研修は道内に多くの店舗を展開されている、大手専門店の店長さんが対象でした。札幌を中心に数店舗と苫小牧、旭川、釧路、登別からの面々。

久しぶりの店長集合研修ということで、モチベーションアップを軸にしつつ、テーマは多岐に亘りましたが、その中のひとつとして、グループワークで
挑戦して頂いたのは、<ほめ言葉>のボキャブラリーの点検です。

お客様へはもとより、職場の上司や同僚、何より日々、店舗で接する運命共同体のスタッフの意欲喚起と効果的な指導の鍵を握る重要な言葉の点検です。

<ほめ言葉>と一口に言っても誰がターゲットなのか。どのタイミングで言うのか。何を言うのかなど、あらためてそうしたことをいちいち意識しつつ、
それらの言葉を切り取って羅列しようとするとこれが思いのほか難題です。

日頃、使い込んでいるはずの言葉や言い回しが思うようには出てきません。
そして実はここに肝心要の大きな気付きが隠されています。

すなわち、もし、いつもスラスラと滑らかに周囲の人を褒めているならば、
その言葉は確実にいつも通りスラスラと出てくるはず!ということです。

ところが、もどかしいほど、いつものように出てこないのは、
すなわち、イメージしているほどには言っていないからに他なりません。

心がぐらっ!と揺さぶられるような<ほめ言葉>から、さらりとした微笑みが似合うような軽い<ほめ言葉>まで、そのときその場にふさわしい言葉の在庫の確立のためには、定期的に言葉の洗い出しが必要です。
そしてその言葉をどんな言い方で言うのか。言う練習も当然、必要です。

では実践のヒントとして、かなり優れていると思うときに、間髪いれずに
使いたい言葉として「すばらしいです」をお薦めいたします。
この言葉は漫画なら目の中に最低2つは星を飛ばして言う勢いです。
キラキラのアイコンタクトで言葉に一層の輝きを添えましょう。

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