この春から担当させて頂いた、ある企業の研修がおかげさまで予定通り
順調に進み、とうとう明日、最終回を迎えることになりました。
本日は朝から日が暮れるまで、まるでサウナ風呂状態の1日でしたが、
24名の参加者のフルネームを何度となく反芻しながら、その準備に没頭。
顔と名前だけでなく、その声や話し方や身体全体から溢れる雰囲気までもが
しっかりとインプットされた分、なにやら別れを惜しむモードがかなり色濃く
我が身に漂い始めております。こういうのも加齢の為せる技なのでしょうか。
妙に切なさがこみ上げたりして、勝手に感無量状態で困ったものです。
それにしてもつけっぱなしでは身体に悪いからと、クーラーを切った途端に
吹き出す汗にまみれながら、どこかしら気分だけはセンチメンタルな秋模様の姿は冷静に眺めれば、相当漫画チックで笑える有様です。
たまたま、別のステージの研修が秋から新たに始まるため、決して永遠のお別れでもないのですが、ひとつの区切りに対してこんな気分にさせて頂けるのは
きっと素敵なご縁であった動かぬ証拠とあらためて感謝したい思いです。
仕事柄、通年で見れば、かなり沢山の方々との貴重な出会いを頂くものの、
そのご縁の先行きは実に様々です。
心から、よい関係を願っていてもなぜかしらギクシャクした方向に進んでしまうものもあれば、さして努力をしたわけでもないのになんとなくトントン拍子に心地よい方面に転がってゆく場合もあります。
こればっかりは、どうも人智を超えた何かがそこに自然の摂理として
見事に介在しているような、年々、そんな思いが深まってゆきます。
良くも悪くも、それも含めてご縁という次第なら、相手はどうあれ、未来はどうあれ、自分の気持ちにだけは責任を持ち、出会いに感謝を忘れないこと。
これ、絶対にラッキーの王道です。
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