36度とか、37度といった記録的な猛暑続きのここ数日。
まるで体温に追いつけ追い越せモードの気温の上昇に
全面的に敗北宣言をしている有様ですが、事態は容赦なく厳しさは緩みません。
この暑さの中、ちなみにここ数日あたりはやはり、大多数の皆様におかれましては恒例のお盆休みという状況なのでしょうか。
実は個人的体験としては、会社まるごとの夏季一斉休暇という時代は
ずい分前に終焉を迎え、夏休みは各自が好きなときに取るスタイルが
長かったせいで、大概はお盆を外して休暇を取得しておりました。
その分お盆休みは出勤せざるを得ないのですが、ドッコイこれがかなり快適。
電車は空いている、仕事には集中できる天国日和の記憶しかありません。
加えてフリーになった現在ではそもそもの休日の感覚自体がかなり
世間一般とはズレが生じ始めているような気がしてお尋ねした塩梅です。
しかも夫婦揃って京都生まれの京都育ちのため、帰省という手間や
大変さがない分、逆にふるさとへの郷愁やロマンもなく、
お盆休みの有難みや重みがもともとにおいて希薄なのかもしれません。
それでもいよいよ明日に迫った、大文字の送り火はやはり夏の大事な風物詩。
そして明日の夜、その送り火を道案内にしながら、
あちらの世界に帰ってゆかれる魂が今はここに、すぐそばに
在ると思って、しばし思い出を辿ってみれば、なつかしい祖父や祖母の顔が
ありありと思い出され、そこには故郷ならぬ生命の原風景までが広がります。
遠い記憶の中の温かく嬉しかった<ほめ言葉>にも巡り合えるかも、、、
今宵は静かに、今は亡き大切な方との思い出でしばし、暑さを忘れませんか。
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