正しく美しい座り方が歴史に刻まれることがあります。そう、記念写真です。もちろん、最前列で座った場合!ということですが、学校の入学、卒業。社会人の第一歩、入社式。そして結婚式や各種記念行事の記憶。あるいは今時は激減かもしれませんが社員旅行での記念の1枚や、スポーツの秋の体育祭の1枚。そこで、たまたま、最前列に座ることになった場合のために【基本の正しい座り方】にプラス、ワンポイントアドバイスを2つ、お届けします。
ひとつは足のポジションです。正しい立ち方のまま、椅子の前に立ち、そして座面の前半分くらいに浅く腰掛かけると、足の位置はやや引き気味となります。通常はここで、横から見たときのひざ部位の角度、90度を意識して、少し前にかかとの位置を動かします。そうすることで次の動作である立ち上がりやすさへの角度構築にもつながる次第。さて、記念写真などの場合は、この足位置をさらにもう少し前方に移動させます。椅子に座って鏡の前で点検してみてください。わずかな移動でひざから下の足の長さが驚くほど違って見えるはず。
椅子の内側に足を引いたままでは短く見えるため、いささかアンバランス。
せっかくの記念写真の1枚はすらりと伸びた足元で決めたいですね。女性の場合、両足を左右揃えてどちらかに流す!というのもエレガント。但し、これは集合写真の場合は座り位置と全体のバランスがあるので、カメラマンの指示に従ってください。
もうひとつは顔のポジションです。まず、表情は笑顔!これは絶対条件。そして上半身は正しい立ち方のまままっすぐ前を見ている状態。ここで最後の仕上げに首を少し、後ろに引きます。つまり、頭部をわずかに後方移動させます。ちょっとしたことですがこれによって【今時はやりの小顔!】が驚くほど簡単に、瞬間に構築されやすくなります。もちろん、あくまでもお隣さんとの比較において!ではありますが。いわゆる遠近感の演出とでも申しましょうか?
騙されたと思ってぜひ、1度お試しくださいませ!
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