2006年9月15日金曜日

今、ここで決めること

立ったり、座ったりしているうちに、今月も折り返しポイントを迎えました。そして早くも週末、金曜日。秋の日のつるべ落としを実感する暮れ時の情景が一層、時間経過を早く感じさせる季節なのかも知れません。故にモタモタしているとこういう感じのまま、いたずらに日々を過ごしてしまいそうで、それはどうも具合が悪いかも!などと、やっぱり思案の深まる今日この頃です。
『そのうち、そのうち、日が暮れる、今来たこの道戻れない、、、』という歌がありましたが、本気で何かを目指しているなら、『そのうち』という口癖や姿勢癖からの脱却こそがスタートラインといえそうです。つまり、どこかに辿り着くための最短コースでもあり、何かの達成のための正しい姿勢とは、『いつか、どこかで』ではなく、『今、ここで』という姿勢ということになります。

そこで質問です。出勤途中のあなたにどこかのTV局のレポーターがいきなり現れて、マイクを突きつけてきました。『今からどちらに行かれるのですか?』さあ、お答えください。答えられますか?これは簡単ですよね。『会社です!』とか、『学校に行きます!』とスンナリ答えられるはず。では、伺います。今度は人生の今を生きている貴方に質問です。『ここからどこをめざしているのですか』先ほど同様に何の迷いも躊躇もなく、スンナリ答えられますか?

もし、答えに数秒以上、戸惑うようなら自分の人生の目指している場所が相当曖昧?ってことになります。それがどうした?とか だから何なんだ!という気分はさておき、少し冷静に考えてみてください。行き先も定めずに宛てもなく歩き続けるような人生が果たして理想でしょうか?闇雲に歩き回っていれば、なんとかなるさと本気で思えますか?もちろん、放浪の詩人が夢ならばあながち、その回答が間違っているとも申せませんが、、、、。
『何をめざすのか?どこをめざすのか?』を決めるのは『今、ここで』

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