ラッキーなことに予定より早くに仕事が終わりましたので、一旦自宅に戻ってから、盧山寺さんの鬼法楽に向かうことにしました。
なんだかんだいっても年に1回こっきりの行事とあらば、万難を排して伺うのが本来の姿、正しい日本人そして正しいご近所の有り様ではないでしょうか?それなのに確か昨年は仕事で身動きがとれず、朝早くに前の年に買い求めた破魔矢を外し、新しいものを仕入れに走った記憶があります。
おかげさまで今年はそんなふうに慌しい状況ではないので、しっかりと伝統行事に参加して<邪気>を祓って、福は内を享受しておかねばとは思うものの、これまでの経験に伴う様々な情報に精通しておればこそ、思いとは裏腹に身体が二の足を踏み続けてしまいます。困ったものです。
かなりの決意で早めに出掛けて前の方に陣取っていない限りは、ほとんど鬼さん達の踊りを眺めることが出来ないというのが理由のひとつです。なんせ、人の頭しか見えない。ところが今回の終了後に小耳に挟んだ情報では、なんとその最前列では豆まきの際には近すぎて相当、不利なんだとか。
見えるのは人の頭ばかりという事態への対策としては、カメラマン気分で簡易な脚立を持参するしかなさそうで、そんな<通>が結構いらっしゃいました。
豆まきの方は<福>という文字のあるお餅をキャッチできれば、なんと<破魔矢>と交換してもらえますが、これがなかなか上手くは参りません。
が、こちらもよく見回してみると<通>は広口の紙袋や帽子なんぞを受け皿がわりに持参しておられます。早速ながら来年の<通>への情報提供という次第。
ちなみに東洋医学では病気をもたらす気のことを<邪気>といいますが、その邪気のない状態が<無邪気> それは明るく屈託のない笑顔に結びつきますね。
さて、そろそろ無邪気に我が家でも豆まきタイムと参ります。福はウチ!
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