基本の手元、正しい姿勢、笑顔のような顔つき、この3つのポイントが毎回、瞬時にクリアされてはじめて<受ける>応対の準備が整ったことになります。
こうして整理してみると、もはや電話に出るのはただ事ではない雰囲気が漂い始めますが、要は習慣、すなわち慣れの問題と受け止めたいですね。
朝起きて顔を洗って身だしなみを整えるように、いつも通りのルーティンの手順として身体がそれを覚えるまでの辛抱の勝負と言う事かもしれません。
【今、簡単なことも初めは難しかった】の格言通り、繰り返し実践することで、やがてはいとも簡単なことに変化してゆきます。
ここは<感じの良い電話応対>のための肝心要のひとつめのボタンと心得え、ここを掛け間違えば、以降すべてのボタンが狂うくらいの覚悟を持ってスキルの獲得を目指したいものです。
なぜならば、この状態の出来不出来によって、どこまでさわやかな第一声が出せるかが概ね決まってしまうからです。そしてそのことが受ける電話においての最も重要な<初頭効果>という命題に大きく関わってまいります。
心理学で言うところの<初頭効果>とは【印象の形成において、最初の情報が与える影響】のことになりますが、電話における第一声はまさにこの点においてとても重要な意味を担っていることになります。
簡単に言えば、第一声が良いと良い印象を与えやすく、反対に第一声が良くないと悪い印象を与えてしまう可能性が高いということです。だからこそ、明るくさわやかな第一声で名乗るために3つのポイントが不可欠となります。
何事も『なんとなく』取り組んでいる間はその成果にバラツキが生じます。
やるならば真剣な眼差しで向き合うことが、ラッキーな種を育むコツ。
そしてそこに飛躍的な進化のプロセスが確実にヒョイ!と芽を出します。
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