2007年6月18日月曜日

咄嗟の醍醐味

<いつでも、どこでも、誰に対しても>サラリと使えるようになりたい
<大人の話し方>は実はコミュニケーション・ストレスの軽減にも効果的です。

なぜなら<自分の意思や感情>をできるだけ正確にわかりやすく、そして上手に、相手に伝えることが出来れば、それだけで話す側としてのイライラ感はゼロに近づき、もどかしさストレスからは脱却しやすくなります。

ところが実際には言いたくても上手く言えない。
あるいはどう言えば良いのか、わからない。適切な言葉が見当たらない。
さらにはこの言い方で間違っていないのか自信がない、等など。

そんな各人各様のもどかしさや気持ちの葛藤が困った表情や額ににじむ汗で
相手に伝われば良いのですが、懸命にうつむいて言葉を模索する態度が
ただ反抗しているかのように見て取られることも残念ながら有り得ます。

こう考えてみると<大人の話し方>の醍醐味は咄嗟の反射神経フレーズで、
まずは揺ぎ無い【誠意】を見せることにあるのではないかと思い至ります。

となれば、困った事態のときほど有効という見方も出来ます。

そこで困った事態に直面した想定で、言葉とその言い方で、
誠意ある<大人度アップ>を目指したいと思います。

たとえば、職場で先輩や上司から、何某かのミスを指摘された場合に
よくある光景は「あれ、おかしいな」や「えっーとこれはですね」と
しどろもどろでゴチャゴチャ言い始めるパターンです。

指摘された通りのミスならば、四の五のいわずにスパッと一言。
「気がつきませんでした」と素直に謝るのが好感度大です。
「気がつかなくてすみません」や「気がつかず、失礼しました」等

さんざん言い訳や弁明をした挙句、最後にこの表現に辿り着くのでは
効果はゼロに等しいと心得たいくらい順番が大切です。

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