初めてこの仕事に携わった時も、それから十数年が過ぎた今も、いくつかの変わらない信念らしきものがあります。
そのひとつが【気付く!】ということの重要性です。何の本で読んだのかは、すっかり忘れてしまいましたが、名医の定義は【自覚症状の無い患者に様々なデータを見せながら病気に気付かせることが出来る医者】とありました。
自らが何らかの病気、もしくはその予備軍と気付けば、、人は行動を改めるからです。たとえば、アルコールを減らす、運動不足の解消に歩き始める、あるいはタバコをやめる、、、等など。その結果、事態は改善に向かい始めます。
しかし、何かに気付かなければ、、私たちの行動は決して変わりません。
『顔つきが怖いよ!』と百万回、指導しても本人がその事実に気付かない限り、それは変わらないのです。
となれば指導の原点はいかに相手に気付かせることが出来るか!どうやって気付かせることが出来るかにかかっているということになります。
『気付き』は行動の変革、すなわち新しい行動を『築き』あげます。
この1週間を振り返ってみて、『、ハッ!』と気付いたことはありましたか?
職場で、家庭で、はたまたダンスパーティで、さらには深夜の宮川町で!
『気付き』がなければ、、、『築き』なし、、、日本語ってすごいですよね。
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