2006年8月17日木曜日

口を開けて『い』

同じ『い』の口でも唇を閉じたままで口角を上げる場合としっかり口をあけて、上下の唇の間から歯が見える状態の場合があります。この違いが生み出すものは何でしょうか?鏡に向かって実際にやってみましょう!この時にはしっかりと『い』と声を出すつもりで挑戦してください。

論より証拠、『い』という声が出るか、出ないか!という違いですね
ちなみに私達の口は【息を吐くと声を出せますが、息を吸うと声は出せません】しかもその口のかたちを変えることで音の違いを作ります。
こちらも試しに口をあけてアレコレやってみるといわずもがな。
『い』のくちをあけて、『あ』と言ってみたり、『う』の口で『い』とやってみてください。なんとも歯がゆいほど、思う音が出てこないことに気付きます。
さらに声は息の量で大きさをコントロールしていけます。少しだけ、息を吐くと聞こえるか聞こえないかのか細い声、思いっきり吐くと遠くまで届く大きな声!しかも身体の姿勢までもが声の出しやすさ、出しにくさに深く関わっています。当たり前すぎて見逃している課題がここには沢山ありそうですね。

様々な言葉の後に足す『い』のトレーニングは声と言葉と表情に効きます。
しっかりと大きく口をあけて、でも、声にならないくらいの息の量で、『い』
さあ、今日も実践を!。

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