無くて七癖、、、なんて言いますが、自覚症状を伴わない癖がそれだけあるとしたら、無意識に言ったり、したり!していることが今の状況の生みの親である可能性は思いのほか大きいと思いませんか?特に口癖は影響力が強そうです。
どんなに簡単なことを相談しても、『うーーん、それは難しいな。』って口癖の方との仕事は確かになぜか、いつも難しくなっていきました。あるいはお酒が入ると決まって『ほんとの事、言いましょうか?』って怪しい目つきに変わる先輩の話はたいていほんとかどうかがかなり怪しい誰かの悪口でした。
『自慢じゃないけど、、』で始まる話も絶対、自慢話でした。
こうしてみると、何気ないあいづちひとつも、口癖の巣窟かもしれません。
常に『うそ?』と疑りモードもあれば、『本当?』と念押しモードもあり、微妙なニュアンスの違いが快不快の際どい瀬戸際になっていたりします。最近では『、、っていうか、、』と返ってくると早くもそれだけで敵対的気配が醸し出されてしまいます。
さらに、『でも、』とか『だって、、』という言葉の続きには言い訳がピッタリ。大目に見ても建設的な意見は期待しにくいですね?『どうせ、、』などというフレーズも前向きな人生観の持ち主の辞書にはなさそうな言葉かもしれません。
何気なく使っているようでも 言葉には、その前提としての想いがあることをあらためて自覚しておく必要がありそうです。気がついたら口が勝手に言葉を話していた!!なんてことはありえない話。となれば誰のどんな言葉も、そう考えているからこそ、出てくるもの。逆転すれば、、良い口癖を持つことで良い考え方の習慣化も可能だということになります。
そこで、週末のお薦めは『ありがとうございます』という感謝の言葉です。
いつ、どんなことにも感謝する癖付けを口癖から始めてみませんか。そもそも何事もなく当たり前と思っている朝の目覚めの瞬間にこそ、本来はその有難さに深く感謝して、1日の最初に口にしたいのがこの言葉ではないでしょうか。西行法師が『何事のおわしますかは知らねどもかたじけなさに涙溢るる』と詠まれた心境が心底にあってのこの言葉。習慣化することで感謝することに沢山恵まれる、ラッキーな環境の種まきをはじめてみませんか?
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