いよいよ、紅葉。御所名物の大銀杏も北西のソレがかなり色付いて参りました。
こうなるとあちこちが観光名所の京都市内の移動には徒歩、もしくは自転車が絶対にお勧めの按配になりますが、この難題はいつになったら解決するやら。
毎年、あーせい、こーせい!ばかりを耳にしますが、その割りに状況は一向に改善されず、京都に暮らす庶民にとっては謎が深まるばかりです。
詳しいことも、建設的な見解も、見えないままに今年も観光のメッカに暮らす皆さんにとっては買い物ひとつも不便な日々の幕開けという次第です。
とは言え、自転車に関してはおそらく、市内全域で恐ろしくマナーの良くない実態もあって、期間限定とはいいつつ、今以上にその総数が増えたら、交通安全の側面からまた新たな課題が噴出しそうな気配でもあります。
もともとの問題点として個人的に眉を顰めているのは、まず曲がり角でのスピードの出しすぎ、信号ぎりぎりの横断等の無茶苦茶な走行、歩道の走行、さらに二人乗り、そしてあわや正面衝突しそうな無灯火走行に、雨の日の傘差し片手走行、及び携帯通話中の片手走行というあたりでしょうか。
その結果、どのくらいトラブルが発生しているのかわかりませんが、交通ルールの整備徹底と公共マナーの側面での取り組みが急務かと痛感いたします。
さらに見知らぬ他人への配慮を問うという公共マナーの本質的な有り様に照らせば、実は<ベルの鳴らし方>にも問いかけたい課題があります。
結論から申せば、前を行く誰かに対して、後ろから追い抜いていこうとする時に『自転車ですよ!』とお知らせするのがベルの役目だとすれば、鳴らし方にも気を配れないものかと願っています。突然、背後から甲高い音量で『リンッリンッ!』とけたたましく鳴らされると『邪魔だ!どけどけ!』と聞こえて、心臓に悪いことこの上なし。反対に軽く、小さな音量で申し訳なさそうに『リン』と鳴らされると、『アッ、気づかなくてごめんなさい!』とこちらまで謙虚な気持ちさせて頂けます。どちらが望ましいかはいわずもがな。
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