2006年11月24日金曜日

おもてなしの下ごしらえ

京都の年間行事を日々の生活の中でも有効に味わうために、数ヶ月に1度位のペースで自宅で何某かの宴会を企画開催するのが、この家に暮らし始めてからの大きな愉しみのひとつになっています。

今年の記憶を辿ってみますと、ご近所にあるお寺での有名な節分行事にちなんだ日本酒と酒かすおでんの会に始まって、葵祭のタイミングに合わせた、こちらは女ばかりでのお茶とお菓子のめずらしい茶話会。

そしてお盆の大文字送り火観賞という名の大宴会には東京、名古屋からも酒豪にご参集頂き、おかげさまで『生で見る大文字は生まれて初めて!』という感動体験を提供させて頂き、ちょっぴり京都暮らしが自慢の種にもなりました。

そろそろ年末年始のいずれかのタイミングを見計らった企画に取り組みたい頃合ですが、今朝、そんな気分でカレンダーをじっくり眺めていたら、来週の今日はもう12月!なのだという状況にあらためて驚いております。

決して年齢のせいだけではなく、おそらく地球温暖化のせいで年々、遅くなって来ている紅葉の時期の実態が体感時計に多少の影響を与えているせいもあるかと思いますが、年の瀬がそんなにも間近に迫ってきている気配がまったく無くはありませんか?どちら様におかれましても、、、。

さて、自宅での何某かの会を実にマメに行う表向きの理由は冒頭に記した通りですが、実は裏理由もちゃんと存在しております。それはその会を行うおかげで家の内外がそりゃもう!きれいになるからです。

もちろん自分で懸命に掃除をするのですが、そこはやはりお客様をお迎えするとなると見栄も手伝って日常とは掃除に向き合う気合が違ってまいります。
結果、なんとなく弛んでいた身体がちょとした集中ケアの成果で引き締まって見違えるかのように、【おもてなしの下ごしらえ】を通して家全体がすっきり垢抜けて見えるから不思議です。

掃除が苦手な方向きの荒療治ではありますが、誰かをお招きしてラッキーな環境整備に対処している方は意外に多いのではないでしょうか?

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