2006年11月19日日曜日

大人の表現術(著者:中島孝志)

タイトル:大人の表現術
著者:中島孝志
初版:2004年9月20日
出版社:主婦の友
1、200円(税抜)

中国の諺に『困っている人に魚を1匹与えれば今日1日生きていけるが、釣り方を教えれば一生、生きてゆける』とあります。しっかりした言葉とその使い方が『身についていれば』同じことが人生に展開されるであろうことを年々、確信度を深めつつ実感しております。

故にそのうち、言葉に関しては話し方や書き方等もセットで取り上げてゆきたいと考えています。そこには敬語もあれば、電話応対も含まれることになりますし、さらに交渉力やらインストラクションというレベルへの発展も見据えますと大いに勉強させて頂けそうな未来図です。ですが、今しばらくは全体的フィールドでの表現力にマナーの観点からさらに言及したいと思います。

【ハーバード大学の卒業生でその後、ビジネス界で功成り、名を遂げた人に実施されたあるアンケートで『今の貴方をならしめた最も貢献度の高いスキルは何ですか?』という質問の答えは『Interpersonal skill』
つまり、日本語に訳せば、『人間関係構築力』というものだったそうです。
マーケティングでもなければ、マネジメントでもない、人間対人間を勉強したこと、この能力こそが表現力であり、これこそが最高のスキルという次第。】

カバーには著者の既刊として『大人の仕事術』1260円
『ホントにやりたいこと、見つかった?』1365円
『何が言いたいかをスッキリ伝える人になる』1365円の紹介有り

最新情報満載のホームページとメルマガも人気の著者だけに歯切れの良い物言いと軽妙でありながら核心的なテーマの切り取り方に個人的にはうなづくことしきり。【実力が同じならハッタリの効くほうが強い!】は名言かと存じます。

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