2007年3月13日火曜日

堂々と呼び捨てに!

相手の立場を意識した、きちんとした<取り次ぎ>の中で思いがけず、ちょっとたのしい共通の留意ポイントがあります。なんだかおわかりですか?

それは名指しされた社内の人間の名前の呼び方です。
外部からの電話の場合、敬称はつけず、すべて呼び捨てにします。

これって少し視点を変えてみれば、実にたのしい電話応対の決まり事だと思いませんか?だって、職場の先輩や上司を瞬間的とはいえ、呼び捨てOK!

『はい、営業課の田中ですね』とか『営業の田中でございますね』となります。

肩書きをつける必要がある場合は名前の前につけて言います。たとえば『営業の田中課長をお願いします』と言われた場合には、『ただいま、課長の田中にかわりますので少しお待ちください』という具合になります。これは肩書きがどんなに偉くても同じ。つまり社長の名前も呼び捨てに出来るということです。

但し、名指し人のご家族からの電話の場合には呼び捨てにはしません。強いて申せば、この切り替えだけが慣れないうちはちょっと緊張するかもしれません。

どうやって家族と見極めるのか?というようなことを思い煩ったりもしますが、心配は無用です。よほどの事情がない限りは掛けたほうがスンナリと家族であることを名乗ってくださいます。

一般的には『恐れ入ります。田中の家のものですが』とか『田中の家内ですが』という言い方です。その場合には『いつもお世話になっております。ただいま田中さんにお繋ぎします』というようにきちんと挨拶をした後に<さんづけ>で呼ぶことになります。

いささか遠慮がちな場合でも『田中と申しますが、営業の田中をお願いします』というように名指しにおいて呼び捨て表現になります。つまりご家族ということがこれで判明します。たのしみながら言い慣れていきたいですね。

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