2007年3月23日金曜日

時流対応という背景

昔はビジネス電話といえば、基本的には会社の席の電話から掛ける、受けるが大半を占め、緊急時に出先で公衆電話を探し回ったことが懐かしいくらいです。

時代は大きく変化し、昨今ではビジネス電話の多くを携帯電話が占めるようになりました。職種によっては何台かの携帯を常に所持し、それを使い分ける有様です。その携帯なればこそ、いつでもどこでも<今ここで!>という瞬間に寸暇を縫って、連絡を取ることが可能になりました。

勢い、わずかなタイミングも無駄にしない連絡が増えているのも当然の成り行きといえます。そうした電話事情に照らせば、その重要度はいざ知らず、せめて緊急度くらいは問いかけることが礼儀ではないかと思えてなりません。

それが『お急ぎでしょうか?』のフレーズをお勧めしたい背景でもあります。

かなりドラマチックな想定をしてみれば、飛行機に乗る直前の連絡などであれば、この問いかけは至極、的を得た親切なものになります。

また今時、新幹線のデッキに移動しての電話応対くらいは日常茶飯事な状況からすれば、見えない相手の姿をライブ感覚でどう柔軟に幅広くイメージして対応できるか否かは、受け手のセンスと共に状況対応へのホスピタリティ度合いが問われる課題と診ることも出来そうです。

そこでまずはこの電話が『急ぎか、そうでないか』を単刀直入に相手に尋ねることで、素早く意思確認を行い、その答えに添った次の対応に進む決意こそが相手の立場に立った適切な応対に繋がるものと信じて止まない次第です。

まずは週末の今日の電話応対でお試しになってみませんか?但し、急ぐ!急がない!の両方の答えに添った次なる対応を用意して望むのは当然の課題。

具体的なテーマに対して考える機会こそが大いなる成長のラッキーの種と心得、
この種に水を、光を、そして知恵と工夫とオリジナリティを!

0 件のコメント:

コメントを投稿