2007年3月24日土曜日

かしこまりました!

研修時にご紹介している<緊急度確認>のフレーズは概ね、以下の通りです。
『お急ぎでしょうか』・『お急ぎですか』・『お急ぎでいらっしゃいますか』

どの言い方を使うのかは自由ですし、時には相手によってあるいは内容によって、また気分によって使い方を変えてみるのも当然、良い練習になります。

その際にはぜひ、一貫性のある自然な話し方を考えて使い分けてみましょう。

たとえば電話応対そのものがサッパリとしていて、フランクな話し方ならば、
『田中は今、会議中ですが、お急ぎですか?』というのが自然ですね。
少し丁寧な応対なら『田中は会議のため離席中ですが、お急ぎでしょうか?』

さらにビシッとかっこ良く、『申し訳ございません、田中は午前中は会議のため離席しておりますが、お急ぎでいらっしゃいますか』というような具合です。

さて、その反応が『はい』すなわち、急ぐ!とおっしゃる場合は速やかに繋ぐ方法を考え、それを相手に伝えます。あるいはその対応で良いかを尋ねます。
●かしこまりました。只今、電話を回しますのでお待ちくださいませ。
●かしこまりました。では田中を呼んでまいりますので、しばらくお待ちくださいませ。(あるいは)お待ち頂けますか?

さて電話応対に限らず、様々なビジネスシーンで大いに役立つ言葉がここで登場する<かしこまりました>という言葉になります。

<わかりました>とよく似ていますが実践での意味合いは大いに異なります。

相手の言い分を理解したと言うのが<わかりました>だとすれば、その理解したことを受け止めて今から仰せの通りに実行しますと宣言するのが<かしこまりました>というくらいの大きな差がそこには有ります。急ぐ!と胸を張ってお答えになる相手には常にこのくらいの覚悟で向き合うことが求められます。

0 件のコメント:

コメントを投稿