2007年3月20日火曜日

尻切れトンボの言い回し

昨日の続きです。スラスラと対応モードの台詞が出た方もそうでない方も、あらためてご一緒にお考え下されば嬉しい限りです。

さて、せっかく電話をかけたのに目指す相手が仮に会議中で今、席にはいないことを告げられた場合、実際にはどう対処すればよいのでしょうか?

まず、日常的によくありがちなスタイルをやや誇張して取り上げてみますと

●申し訳ございません。田中はただいま、会議中ですが、、、、。
○あー、そうですか。会議は何時ごろまでかかりますか?
●ちょっとお待ちください、確認いたします。(しばし間があって)お待たせしました、会議は午前中いっぱいの予定になっておりますが、、、、。
○わかりました。ってことは午後にかければ繋がりますよね?
●はあ、恐らく大丈夫かとは思いますが、、、、、。
○午後の田中さんのご予定はおわかりになりませんか?
●少々、お待ちくださいませ。(またもやしばしの間)お待たせいたしました。本日の午後は特に外出の予定はないようですが、、、、。
○わかりました、じゃ、午後に掛けなおします。

と、まあこういう感じが結構多発しております。でもってそれが別に良くも悪くもない普通モードに展開されていることそのものが大いに問題と言えます。

それにしても、すべては出足のフレーズの『会議中ですが、、、、』という尻切れトンボ型物言いの対応に問題の元凶があるとお気づきでしょうか。

ここで言葉を途切れさせてしまうこと自体がすでに対応ではないことに気付かねばなりません。はっきり申せば、これは対応を放棄しちゃっている状態。

本来、これがまともな会話であれば、『会議中ですが、、、』とくれば、『はあ?』とか『それで?』というような疑問形の台詞で次の言葉を促すはずです。
ところがそうも行かないのが電話応対ならではの誠に不可思議な現状ゆえに、さらに話は明日に続きますが、、、、、、。

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