2007年3月17日土曜日

言葉をなくす瞬間

今週は週初めの12日に丹後の宮津でお仕事!城崎行きの特急・北近畿に乗って福知山に向かい、そこで丹後エクスプローラーに乗り換え、京都から往復4時間強の小旅行気分の行程を愉しんでまいりました。

現地滞在、たったの3時間!は実にもったいないものの、この日は思いがけず冬に逆戻りの寒い1日。綾部を過ぎたあたりから断続的に小雪の舞う中、講演会場の海の向こうに眺める天の橋立は見事なまでの雪化粧の絶景。足早に過ぎた真冬をさながら懐かしむような貴重な時間を味合わせて頂きました。

その真冬の宮津から戻ってみれば、京都市内は穏やかな春模様。たった数日の間に舞い散る雪と咲き始める桜の競演が凝縮された実に豪華な1週間です。

おかげさまで本日も昨日同様にまだ暖かな陽射しが残る夕暮れに、愛犬のお散歩とウォーキングと桜の開花チェック兼ね、京都御苑を探索して参りました。

昨日のラッキー桜!速報の続きをご報告申し上げますと、【近衛邸跡の枝垂桜は一気に開花モードの気配が濃厚に進行中】しかも本日の暖かな陽射しがおそらく一層の拍車となり、どうも予想以上のスピードで咲いちゃいそうです。

例年ならば4月を迎え、御所の一般公開のタイミングが絶好の見頃になるのですが、今年はその頃は残念ながら間違いなく葉桜でしょう。

立ち並ぶ桜たちの上空までもが艶やかなピンクの濃淡に染まる景観がピークを迎えるのはおそらく、来週末のことではないかと前倒しの観察経過報告です。ついでに付け加えますと、その御所のちょうど真ん中あたり、紫宸殿に向かって西南に位置する桃林も今が満開の盛りとあって実に色鮮やかです。

さて、美しい言葉を紡ぎだす訓練のひとつとして、言葉が出ないほどの体験は至って効果的かと思っております。そこでチャンス到来。春の花たちの競演に<言葉をなくす瞬間>を用意周到に整えてみたい週末予報のお届けまで!

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