電話応対の基本としての<取次ぎ>には様々な展開が存在しますが、その中でも実にベーシックなのものとしては、名指しされた相手が自分自身!と言う場合があります。こうした場合、実際にはどう対応されていますか?
かけてきた相手の声で瞬時に知り合い、かつ自分への電話とわかる場合には基本的には、即座に反応するのが親切であり、効率的ですね。
『あ!こんにちは。私です。水谷です!』という具合。少し、緊張するような相手であっても、基本的にはサッと名乗ってしまうほうが好感度大です。
なぜなら、かけたほうにしても、電話に出た声で、『あれ?本人かな』と思っておられるようなケースは実際には多いものです。
こうした場合にマニュアル通りの手順を踏んで、名指しされるまで素知らぬ顔の機械的反応をし続ける方が不自然。しかも非効率的。何より、感じ悪い。
気の置けない友人ならば、『何よ、他人行儀な対応しちゃって感じ悪い、最初の声でこっちは貴方だってすぐにわかったのにあまりにも反応が薄いからアレ、違う人なのかな?と思ったわよ』という本音で非難される手合いです。
ところがビジネスの関係各位ならそんなストレートなやり取りはあり得ない話。かと言って、だから不愉快な気分が発生していない!とは言えないのも道理。
丁寧さと引き換えに思いがけず気分の溝を深めることのないように要注意。
留守番電話のような決まりきった対応ではなく、臨機応変な対応が問われることはむしろ生身の人間業なればこその願ってもない有難いチャンスと受け止めて、ラッキーの種に仕立てたいものですね。
さて週末のラッキー速報。京都御苑北部・近衛邸跡の枝垂桜が咲き始めました。今週末には3分咲き位になりそうです!ご近所スクープとしてお届けまで!
0 件のコメント:
コメントを投稿