手元のメモ用紙は基本的には職場単位で資源の有効活用のために保存されている、不要になった資料やら失敗コピーの裏紙利用が最も便利です。
これを適宜、裁断して指定の場所にストックしたり、あるいはリングに通して机のどこかに吊り下げたり、という裏方的作業は月初の掃除の後に集中して行うなど、業務バランスを見ながら、定例化しておられるケースが多いようです。
また業種や業界によっては電話のメモが何某かの記録として保管が義務付けられている場合もあります。そんな場合は各人に貸与されているノートにメモを取るようですが、一般的には手元メモはあくまでも記憶の手助けとして自分さえ読めればOKなので、とにかく汚くてもしっかり書き取ることが肝心です。
その後、別のメモ用紙に伝言内容を書き移して不在の当事者のデスクに貼り付けたら、初めに書きなぐった手元メモは捨てることになります。
こうして一連の作業プロセスを捉えてみれば、とても簡単に思えますが、実際にやってみるとなかなかどうして思うようにはいかないものがあります。
何より聞きながら書く!というのは、慣れないうちは、相当に難しいものです。
新人はもとより、新しい部署に異動したばかりの状況では耳にする言葉が理解できないという別のハードルとの戦いも用意されています。
考えてみれば、そうしたことを初々しく眺められる貴重なタイミングがまさに今の時期であり、職場単位でこれを有効活用しない手はありません。
たとえば、新人向けに得意先や仕入先、または関連企業先の社名一覧や担当者名がわかりやすい資料として用意されているとか?
あるいはその読み方や間違いやすい漢字を朝礼で共有化する工夫とか。
掛け声だけではなく、ありとあらゆる手を打つ。具体的に!それが肝心です。
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