2007年4月13日金曜日

知らないことへの向き合い方

【わからないことや知らないことが恥ずかしいのではなく、それをそのままにしてしまうことこそが恥ずかしい】といつも思っています。

それは誰にだって知らないことがあって当たり前なのに、立場によってはそれが許されないと錯覚しないためであり、その結果、知ったかぶりをしないためでもありますが、これ案外、重要な姿勢じゃないかと思っております。

なぜならば、誰かに何かを尋ねたときに相手の反応を見ていれば、なぜかストン!と真偽が見えることがあります。特に<本当は知らないくせに!>今、知ったかぶりをした!ということほど、わかってしまうように思います。

但し、それをわざわざ追求するのも大人気なく、その結果、双方に居心地の悪さが生まれるだけだからと多くの場合は知らぬ顔をしてやり過ごします。

けれども1番、肝心なことは、その瞬間に<知らないことをごまかした>という印象が静かに密かに築かれることにあります。

この積み重ねは決して信頼には向かわず、それ故、時には多少、恥ずかしくてもあっけらかん!と正直に知らないと言える癖付けがはなはだ大切です

<知れば知るほど、知らないことの多さに気付く>という実に爽やかな逆説的側面も踏まえるならば、何かに謙虚に向き合うためにとても重要なものの見方、向き合い方がそこにあるように受け止めています。

日々の電話応対の中で「こんな場合はどういえば、いいのだろう?」と思ったことや、「今の言い方って正しい?」と悩んだときに、適当にごまかしてやり過ごすのではなく、堂々と恥ずかしがらずに質問しましょう!

この時期は大いにそれが許される季節だからこそ、素直な不出来さでラッキーな姿勢の根本形成をめざしたいものです!

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