もちろん業務の種類や繁閑や時期にもよりますが、一般的なビジネスシーンにおいては1日あたり平均してどのくらいの時間を電話に出て過ごしているのでしょうか?そんな素朴な疑問を抱きながら職場をあらためて見回してみると、とんでもなく長電話の方がたいてい一人や二人はいらっしゃるものです。
皆さんの職場ではいかがですか?過去の個人的経験を元に独断的に物申せば、長電話の方ほど、自覚症状が希薄で自分で自分の電話が長いということをほとんど気付いておられないように思いますが、いかがでしょうか?
電話機における通話時間表示や料金表示はまさにこうした事態への対策仕様と思えますが、不思議なことにこういう方々は見事にそこをご覧になりません。
そんな状況を常日頃、横目で睨みつつ、通話時間を気にしておられる方はむしろ手際よい電話応対のお手本みたいな方々であって、誠に人間というのは自分の事が一番見えない生き物だと思い至ります。
ちなみに<長い話は嫌われる>という原則に照らすまでもなく、お互い様に限られた時間という有限資源を無駄にしないためにも<通話時間>はあらためて原価意識を持ってきっちりと向き合いたい重要な課題です。
少なくとも、電話をかけた場合も受けた場合もその瞬間から時間を意識する癖付けがなされているかどうか、あらためて自問自答したいものです。
そこで出来るならば、今日は1通話におよそ何分くらいを費やしているのか?かける場合も掛かってきた場合にも、その瞬間に時計を見て時間計測をしてみては如何でしょうか?
そして何回くらい、掛けているのか?掛かってくるのか?一概には言えないのは百も承知ながら、実態の掌握が改善の出発点となるのも事実ですから。
定期的に意識しなければ、緩んでしまう大きな箍のひとつが時間感覚であるならば、<感じの良さの評価>にはこれもまた大切な因子と心得たいものです。
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