ビジネスシーンで電話をかけるときに、1日の中で最もふさわしい時間帯がどこなのかという標準モデルを探り出すことは現実問題として不可能であり、かつまた必要重要事項でもありません。
但し、特定個人ならばある程度の好都合タイムの目安算出は絶対に可能なので、ターゲット別のベストタイム・バッドタイムテーブルくらいは職種によってはきちんと掌握して整理しておくことが必要かもしれません。
こういうことはおつきあいが長くなれば、わざわざノートがなくても頭の中にしっかりファイルされていきますが、その土台を作る時期にはできるだけ本物の記録でビジュアル管理が能力向上の鍵を握ります。
加えて生理学的側面から人間を眺めたときに、個人的には<能率曲線>との関わりから判断して午後の<アフターランチピリオドタイム>がいいんじゃないの!とかねてより思っております。
どなた様にも実体験がおありのように昼食後のひとときは<食後の句読点>として強烈な睡魔に襲われやすい時間帯です。多少の個人差や状況差はありますが、食後の1時間強は難しい会議はできればご遠慮したいタイミングです。
全身を駆け巡る血液の多くが食べ物の消化作業と言う筋肉運動支援のために胃に集約されている間は、考え事にも一方的な座学にも不向きです。
しかも、この季節の午後の眠さは格別。いくら忙しくても、どれだけ意欲に満ち満ちていても、眠いときは眠くなる生理学的現象に電話は案外、有効かも。
資料作成しながらうつらうつらはあっても、受話器片手に電話で話しながら船をこぐ!という光景をこれまで1度も拝んだことはありません。
となれば、午後の時間帯はお互い様に睡魔対策と割り切って<電話促進タイム>にすればよいのにと思ったりもいたします。お試しになりませんか?
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