2007年4月30日月曜日

50音の伝え方

声だけが頼りの電話コミュニケーションにあっては、言い換えたり置き換えたりの様々な工夫が相互理解の大切な要素となります。

そんなことは今更、言われなくてもわかっている!と言いたいところですが、多くの場合はすごく困ることがない分、結局、とても基本的なことをないがしろにしたまま、使い方に慣れていってしまうことになります。

それゆえにいざ、職場で電話応対の指導となれば ただ機械としての操作方法の解説になりがちで、肝心要の要素がどこにも見当たらないまま、お互い様に自己流の容認というパターンが横行していきます。

聞き取りにくい言葉を何度も何度も聞き返すのはなかなか勇気と度胸のいるものですが、知っている人は知っているちょっとした<基本技>が身についていれば、ヒョイと乗り越えられるハードルは案外多いものです。

ちなみに聞き取りにくさの原因は<声を出すときの息を吐く量が少なかったり>あるいは<口の開け方が十分でなかったり>、<姿勢が悪かったり>と様々ですが、そうした状況にあっても少しは使える道具となるはずです。

たとえば、50音の標準的な伝え方は聞き間違いや、勘違いを防ぐ上で便利。

【朝日のあ・いろはのい・上野のう・英語のえ・大阪のお・為替のか・切手のき・クラスのく・景色のけ・子どものこ・桜のさ・新聞のし・すずめのす・世界のせ・そろばんのそ・たばこのた・地図のち・築地のつ・手紙のて・東京のと・名古屋のな・日本のに・沼津のぬ・ねずみのね・野原のの・ハガキのは・飛行機のひ・富士山のふ・平和のへ・保険のほ・マッチのま・みかんのみ・無線のむ・明治のめ・もみじのも・やかんのや・弓矢のゆ・吉野のよ・ラジオのら・りんごのり・留守番のる・れんげのれ・ローマのろ・わらびのわ・尾張のを・おしまいのん】と言う具合です。

自社風に楽しくアレンジしてみてはいかがでしょうか?

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