2007年4月20日金曜日

シンクロニシティ

電話をかける準備が整ったら、ようやく電話をかけることになりますが、ここでまた少し意識しておきたいことがあります。

それは相手の状況を配慮した電話をかける時間帯やタイミングへの意識です。

冷静に考えてみれば、電話が掛かってくることを的確に予測できる人はいません。つまりいつも不意にかかってくるのが電話です。すなわち電話は相手の都合関係なしのかなり強引で一方的なコミュニケーション手段であることをあらためて認識すれば、相手の都合への視点が自ずと強化されることになります。

そういえば、いつもタイミングの悪い電話もあれば、なぜかグッドタイミングの電話もあります。おそらく、たまたま偶然のことでもあるのでしょうが、ある程度、事情がわかっているならば、避けられることや、反対に好都合な時間帯をゲットできる確率も当然高くなるとは思いませんか?

一般常識としての時間帯だけでなく、ピンスポットでどの人のどの時間帯が良いのか!という情報精度が問われているのかもしれません。

もしこれまでが、電話をかける時間帯やタイミングに対して、あまりにも無頓着であったのならば、ほんの少し、目を凝らしてみれば、はっきりと何かが違って見えるようになりそうですね。簡単な電話記録みたいなものを取るだけでも案外、有益なデータや傾向がつかめるかもしれません。

その一方で不思議なのは、以心伝心と言うか、<今かけようと思っていたらかかってきた!>みたいな現象です。心理学者のユングの言うところの超意識のつながりがもたらす共時性、すなわちシンクロニシティに関してはデータ分析の成果ではなく、<ふと気になった時>の現象のようなので、このタイミングも実は密かに鍛えたい課題です。

誰かや何かがフト気になった時、後回しにせずにスッとダイヤルしてみることがラッキーな種に繋がればいいですね。

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