タイトル:メンタル・タフネス
著者:ジム・レーヤー
出版社:KKベストセラーズ(文庫)
676円(税抜)
何事であれ、上達をめざして練習を重ねることは楽しくもあれば、大変でもあります。当然、向き不向きもあって、かなりの個人差も生じます。
ちなみに練習による効果の表れ方は学習内容や困難度によって大きく変化するようで、それをグラフに表わしたものを練習曲線とか、学習曲線と言います。このグラフは練習回数を横軸に、学習量を縦軸にしたもので、大きく分けるとそのパターンは6タイプに分かれます。
最初は下手でもあるところからグングン伸びるタイプもあれば、初期効果で飲み込みは早いものそこから時間がかかるタイプ。あるいはやった分だけ着実に成果の見られるタイプなど。中には練習の途中で進歩が一時停滞し、そこを乗り越えればまたグンと成果の見えるタイプもあり、あきらめないことがやはり大きな鍵を握るものと思い至ります。
俗に朝から晩まで!とか、来る日も来る日も!みたいな言い方で反復練習の必要性を耳にしますが、もし、今現在、飽きることなく相当、続けられる何かがあるならば、それは間違いなく才能を発揮できる分野の可能性が高いので、それが何であれ、コツコツと継続されることをお奨めします。
というのも、やってみたいとか!面白そうと思う自体が実は適正の証拠であり、ちゃんと取り組めば、メキメキと才能を発揮できる可能性があるからです。
不思議ですが、人間は本能的にそれらを知っているのだと言うことが、残念ながら、なぜか若いうちはわからないようになっているようです。
と言うわけで、いささかハードワークにへこたれ気味な気分転換とハイストレスやらプレッシャーにタフに立ち向かいたい今日この頃、精神力の鍛え方の書籍を久々に自宅書庫のあちこちから拾い読みした結果、本日のご紹介したい1冊。
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