<大人の話し方>の完成度、並びに好感度向上を目指す日々は、良い意味で自らの受け止め方を見つめ直すための絶好の機会!の様相も見せ始めております。
あらためて考えてみたら、人様の物言いに対しては往々にして
<カチン!と頭に来たり><ムカムカ腹を立てたり>が多い自分がいます。
時には<ガツンとしてやられたり><思いがけずシュンとさせられたり>
もちろん<ウルウル感動><メソメソ感激>だって、結構ありますが、
もし感情の喜怒哀楽の量的比較をしたらどうなるのでしょうか。
この際、質はさておき、あくまでも量を単純に比較してみたら
なんとも<怒>が多くない?という自問自答モードに突入いたします。
たとえば、度忘れ、物忘れ、不注意、不器用等の自分自身に対して
もちろん怒ることはありますが、この場合はやはり身びいきから
採点は至って甘いものにもなってしまい、問題意識には変換されません。
ところが誰かの不用意な発言に対しては実に厳しい追求が展開されます。
このことを物凄く都合よく見方を変えて解釈してみれば、
基本的に誰かの何かの発言に対して常にきっちりと<反応すること>で
沢山の気付きを頂き、それが問題意識に変換されていることになります。
1度じっくり<考えておきます!>と受け止めたい課題ではありませんか?
さて誤解のないように補足させて頂くと、すべての<考えておきます>が
NOという意味ではもちろんありません。お得意先とのやり取りや仕事仲間や上司と部下において活用されるそれは間違いなく言葉通りの意味となります。
あくまでも遠まわしの断りに用いるこの表現は、日本語ならではの言い回しであって、国際社会では誤解を招くかも!という認識も大事ですね。念のため。
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