2007年7月20日金曜日

率先垂範への鏡

昨年から、とある学校で実施しております、夏休みまえの
3日間連続<夏季集中マナー講習>が昨日、無事終了いたしました。

向き合う相手が全員18歳ということを除けば、日頃のセミナーと展開は同じ。

近頃、すっかり定番化した質問にも子どもらしく実に屈託なく答えてくれます。
その質問とは<今朝、家族に自分から朝の挨拶をした人?>というものです。

だいたい半数が手を挙げ、半数が首を傾げながら何で?という顔を見せます。
「今朝のことなんかおぼえていなーい!」と口を尖らせる輩もいます。
つまり挨拶レスが半分はいるという、この実態はある意味、衝撃です。

どうやらクラブ活動の人間関係においては、それなりに挨拶や敬語が
実践されているようですが、それ以外ではなかなか悲惨な状況が現実です。

どうりで社会人の新人研修の挨拶程度にやけに時間がかかるはずです。

自らの存在証明としてのあいさつの意義とその具体論の獲得。
それが立派な大人への必須用件として、当然の躾だったのは遠い昔の話。

あらためてガツンとさわやかにこれを正す方法論の構築が間違いなく急務です。

さらに、不機嫌な顔つきと態度の修正!これも顔や身体の筋肉が
完全にそれを覚えこむ前に何とかしたいテーマです。しっかりしたアイコンタクトひとつも練習なくして身につくはずはありませんから。
では、あの無反応やだらしない姿勢を一体、どこで誰から学んだのでしょうか?

ここまで掘り下げてはじめて、お手本である大人の責任に思い至ります。
ちなみに朝の挨拶は間違いなく、自分からなさっていますよね、どちら様も?

そこでこの夏休みは大の大人が日々の言動を改めて見直し、良いお手本を意識して実践あるのみ!そしてそれこそがお互い様のラッキーの種になるはず!

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