<ほめ上手>の原点にあるのは言うまでもなく、相手の存在を<認め>
その言動の良し悪しをありのままに<認める>ことにあります。
たとえば、毎朝誰よりも早く出勤している誰かに対しては
「毎朝、早いですね」と声をかけることが<認める>ことになります。
反対に毎朝、遅刻寸前の相手にも<毎朝、遅いですね>と認めます。
つまり、評価を交えずに事実を指摘することが基本のステージであり、
その<認める>ことの先に<ほめる>が出現します。
故に<毎朝、誰よりも早いという行為>が素晴らしいと思えるなら
「毎朝、早いですね。さすが!といつも感心しています」と言えば、
これが<認めたものを評価する>すなわち、<ほめる>ことになります。
あるいは毎朝という継続性に注目して、
「毎朝、必ず実行できるのはよほど自己管理能力が高いからですね。
とても素晴らしいお手本として是非、見習わせて頂きます。」と言えれば、
かなり好感度の高いほめ言葉になります。
つまり、<ほめる>ためにはまずは<認める>ことが不可欠であり、
できるだけ具体的に認めることが、上手なほめ方への基礎課題といえます。
そこで<いいですね>という超便利フレーズも
できるだけ具体的な指摘を絡ませながら使いこなしたいですね。たとえば、、
<いつも元気が良くていいですね!><笑顔がいいですね。>
<そのやり方がいいですね><姿勢がいいですね><立ち方がいいですね>
<今年の新人は皆、返事がハキハキしていていいですね>
<今回の新製品はなかなかいいですね><あっ、今のひと言、いいですね>
<予想以上にかなり、いいですね><この音楽、最高にいいですね>
<いい出来上がりですね><いいですね、この線でいきましょう>等など。
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