2007年7月16日月曜日

予約の取れないお店

ここ数年、全国的に<予約が取れないお店>が急増中のような気配です。
特に空前の京都ブーム!なんていう状況の京都市内にあっては、
個人的に確信を持って言える、そういうお店がすぐさま数店は思い浮かびます。

昨日はその中ひとつ、祇園の和食店に初めてお邪魔することが出来ました。
ご一緒したのは友達夫婦と、その友人で大の京都好き!という御仁。
この春に四苦八苦して、ようやくこの和食店の予約を取り、その際に
次なる予約をしておかれたのが昨日の夜の席という次第です。

ところが諸般の事情で当初予定の面子が揃われなくなり、そのおかげで、
思いがけず当方に話題のお店に伺うチャンスが巡ってまいりました。

美味しく食べて、そこそこ飲んで、おひとり2万円強という設定は
決して安くはありませんが、コストパフォーマンス的には納得度大!

予約客で満席の店内がすべてを物語っておりますが、他の予約の取れない
お店同様、商売とはかくありたいものと痛感させられました。

それにしても、人気の高いカウンター席の年内予約が昨日時点で、もはや難しいのは驚き。結局、次回もテーブル席で秋の味覚の頃を予約いたしました。

連日、予約で満席のお客様の大半がおそらくはこうしたスタイルで
次回をキープしてゆかれるのが、至極当然の成り行きであるとすれば、
新規客にとって最初の訪問のハードルがいかに高いかが窺い知れます。

かくして<予約の取れないお店>は<ますます予約の取れないお店>へと
善循環スパイラルモデルが進化発展してゆく様相です。

この見事な方程式の根幹にあるものは何なのか。
それをシカと見定めるため!あちらこちらの<予約の取れないお店>の常連化を目指してみたいと思ったりしている今日この頃です。

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