ここ10年くらいの間に巻き起こった大きなブームといえば、どんなことを思い浮かべますか?眺める視点やその評価基準により、答えは様々。マイブームなどというのを含めれば、さらに多岐に亘るかと思いますが個人的に云わせて頂くならば、【ウオーキング・ブーム】こそがイの1番です。
ある日を境に何かが急に大きな注目を集め、多くの人がそれに関心を持って、いたるところで話題になり、実践が始まり、浸透してゆく。エアロビクスしかり、ヨガしかり、ジョギングにしても同様なのですが、その基礎ともいうべき【 歩き方 】への着目と具体的手順の解説とそのユニークな実践指導の方法論などを眺めていると、単にそれをブームとして捉えては失礼なほど、重要かつ根本的な課題に対する取り組みであって、それゆえに流行すたりの枠を超えて、かなり画期的なことではないかと受け止めています。
【 歩く 】ということは基本的に誰でも出来ることだけにむしろ難しいというハードルを見事に飛び越えて見せてくれた事実にもしっかり拍手を贈りたいと思っています。だって、言っちゃなんですが、自分自身も含めて、日本人の歩き方ってちっともきれいじゃないですよね。しかも歩き方の課題は公共マナーのように若い子だけが問題!とか言うのではなく、老若男女問わずの国民的課題であるといえば、言い過ぎでしょうか。もちろん街中を颯爽と闊歩する日本人だっていらしゃいます。が、しかしたいていの場合、ぺたぺた、ちょこまか、あるいはドタドタ、のっそり、そんな雰囲気ではないでしょうか。アヒルのインプリンティングよろしく、最初に見た身近な誰かに瓜二つの歩き方から、正しい歩き方に変えていくことで印象が変わり、姿勢が変わり、もちろん良好な健康にも大いに関わってくる課題です。ここらでよってたかって本気になっても罰は当たらないと思いますが、、、。なので一過性のブームにとどまらず、この先もこの流れが続くことを願いたいし、応援したい。そういう土台の姿勢表明をしつつ、今週からは歩き方を取り上げてゆきたいと思います。
今日は今から大阪で内定式。来春、社会人になる方々にこの半年間で身につけたい社会への入り口までの【 歩き方 】をご提案してまいります。
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