2006年10月4日水曜日

腰から歩く!

本日は深まる秋を体感すべく、大好きなゴルフに行ってまいりました。で、そのお仲間と今からワイワイ、反省会兼飲み会に出かけます。なので朝のうちに大半は書いておいたブログの続きをちょいとまとめて出かける算段でパソコンに向かいましたら、、【水谷さんのページを読んで!】を見つけ、急ぎ拝見しました。丁重かつ真剣なご意見をありがとうございます。本来ならこのままご意見への返答やら解説に進まなければなりませんが、、申し訳ありません。また、あらためて!ここは当初の計画通り、朝の続きを完成させてお出かけします。何卒、ご容赦くださいませ!

秋たけなわの頃を迎えると、急に着物なんぞを着てお出かけしたくなりますが、和装のときにはどうしても膝歩行になってしまいます。すなわち、膝から下だけを動かして歩くスタイルです。そのためには、膝関節を基点にそこから上は出来るだけ動かさないように意識することになります。この時、正しく立った状態で膝が伸びていては、とても動きにくくなりますので膝は緩め、その分膝関節は軽く曲がった状態がキープされます。私たちが歩くときに膝が曲がってしまいがちな原因は実はこうした歴史のDNA的要素にも起因していますし、仕事やお稽古やあるいは趣味でお着物をお召しになる機会が多ければ、都度都度意識の切り替えが結構、難しくも思われます。

また一方で、そもそもの認識において実は案外、捉え方に起因する動かし方の制限という課題があります。たとえば、『手を上げてください』とお願いしたとき、人により手の上げ方は様々です。それは手はどこからどこまでが手だと認識しているかによって変わります。同様に【足はどこから足ですか?】ここから、足という部位を指してみてください。歩くという動作は足を前後に動かす以上、足がどこから足なのかという意識はその動かし方に大きく影響します。一般には足の付け根の辺りを指されたのではないでしょうか?その上はお尻、腰という捉え方ですね。しかし実際に私たちの身体の内側から観察してみると足の筋肉はお尻から腰から背中の真ん中あたりまで繋がっているものだと確認できます。つまり外観上のソレと実際のそれは筋肉の動かし方ということでは随分、異なるということになります。指先を腰の方に向けて、両方の手のひらをウエストより少し上の背中にあてて、歩いてみてください。この時にその部位が足の動きと連動して動いていることが自覚できますか?動いていると感じる場合は腰から歩くことが出来ています。逆にその部位がほとんど動いていないようなら、歩き方は足の付け根から下だけの動かし方になっていると自己点検できます。おへその辺りが前から引っ張られているつもり!という手順はここの改善を目指しています。腰から歩く!を意識してみましょう。

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