新幹線の乗車模様で様変わりした光景といえば、やはりパソコン持込み普及度でしょうか。膝に広げたノートスタイルに向かってド真剣に仕事の資料作成に取り組む方もいらっしゃれば、ゲーム、映画鑑賞等、様々ですが、車中でもオフィスでも案外、耳障りなのは、キーボード操作に伴う音。
いわゆるブラインドタッチで大変、滑らかな操作が出来る方の場合は見事に音がしないのですが、我が身も含めて、まだまだ!というレベルの層が操作する時のキーボード音がやけに大きく響いて、なんとも不快指数大!ということがあります。とりわけ、変換キーやエンターキーを押すときに妙に力が入る癖などは本人はまったく自覚がない分、改善の兆しが望めないので、あえてこの場を借りて自己点検をお願いします。いっそ、パソコン教室のメニューの中に【キーボード操作の力加減】というメニューを加えて頂いてもよいかも?
指圧の場合は指先の力加減を客観的に掌握するために秤を押して、ひとつの目安にされるようなので、同じ要領で叩き方の音量点検が出来れば楽しいかも!
個人的かつ過去の体験をもとに、言わせて頂ければ、どういう訳か特定のキーを叩く時だけ、その指先が一旦、上昇し、力強く振り下ろされるという段取りが多いように思われます。そんなに力いっぱい叩かなくても、わかってますから、、、という声がキーボードから聞こえてきそうな勢いです。その結果、お隣さん及びご近所の思考力はその都度、妨害、阻害モードになり、おかげさまでストレスは目に見えて上昇ルートに乗っかることになります。究極は職場の生産性の低下にまっしぐら。なので細かなことと見逃すわけにもいきません。
音というのは不思議なもので一旦、気になりだすと止まることなくどんどん、気になって意識の大半を占めてしまう、厄介な性質がありそうです。ピアノの音がうるさいとか、レコードが耳障りだとか、足音が響くとか、BGMも大きすぎれば、仕事の邪魔、かくして騒音公害の種は尽きないことになります。
【他者配慮が欠落すると、どんな動作も音がする】という原点に照らして、動作が生み出す様々な音に公共性の観点からも意識を向けたい秋の静かな夜です。
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