年末年始の生活歳時記にあれこれと注目をした年度切り替えの総集編気分から少しづつ、おもてなしマナー編へのギアチェンジを意識したい頃合です。
本来ならば、おもてなしビジネスモードに突入したい月曜日ですが、今日は成人式で全国的にお休み気分でしょうか。せっかくなので新・成人にお届けするつもりで、<寒中見舞い>の書き方・基本編を整理してみたいと思います。
とは言っても、<寒中見舞い>は季節のお便りなので、特別に堅苦しい決まりごとがあるわけではありません。但し、どなたにお便りするのかという視点で捉えてみれば、プライベートにしてもビジネスにしても概ね、人生の諸先輩がターゲットとなりそうなので、いわゆるスタンダードモデルをなぞっておけば、安心かつ手際よくチャレンジ出来るのでお薦めです。
まずは手始めに親戚の叔父さんや叔母さん宛てに書いてみませんか?
「アイツも大人になったのだな!」と評価されることまちがいなしです。
さて、基本形は<はがき>で、縦使い横使いともに・縦書きならば右端の書き出しが【寒中、お見舞い申し上げます】となります。同様に横書きならば、最上段がこの書き出しとなります。この文字は全体の中で大きめに書きます。
次はハガキのセンター部分を使ってまず、相手の方の<安否>を尋ねます。
文例としては、「本格的な寒さの頃を迎えましたが、皆様お変わりなくお健やかのことと存じます。」という感じでしょうか。
この次に自分の近況を伝えます。たとえば、「おかげさまで私は本日、元気に無事、成人式を迎えることが出来ました。」ここは自分なりに一言を工夫します。
最後に先方の無事を願い、健康への留意を促す定番フレーズで締めくくります。「時節柄、くれぐれもご自愛のほどお祈り申し上げます」以上、実に簡単!
しかも「拝啓」や「敬具」などの頭語・結語は不要です。メールを届けられないどなたかに、遠く離れた誰かに、心を込めてチャレンジしてみてください。
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