今年の干支の猪は昨今では山から降りてきて田畑を荒らしたり、人に危害を加えたりで、いささか良くないイメージが付きまといがちですが、そんな印象を払拭する可愛らしい実物に一昨日、出会ってまいりました。
場所は京都御苑の西、我が家からは徒歩で10分くらいの<護王神社>です。
いつぞやのこのコーナーで<足腰の神様>としてご紹介した記憶がありますが、
それこそ今年の干支、<いのししの護王神社>として知られています。
そこに新春企画としてお目見えしたのは生後10ヶ月の本物の<いのしし>のさくらちゃんとモモちゃん。その様子が新聞で紹介されたのは1月6日のことでした。記事によれば、2匹のいのししは8日まで!現地とのことでしたので、これは何としても実物を拝んでおかなくてはと、急ぎ、駆けつけた次第です。
ご同様の参拝兼見物客も多かったのですが、境内に用意されていたのは思いのほかにイージーな<ふれあいコーナー>で、柵もなければ囲いもなく、実にのどかであけっぴろげな雰囲気の中、まさに触れ合いを実感いたしました。
それにしても、まるでワンちゃんのように<お座り>をして、<お手>も出来る愛らしい姿には脱帽です。観客の皆さんはその姿を携帯でバシャバシャ撮影しておられましたが、今年はなんと言っても主役の年回りだけに、多芸多才な可愛い猪として大いに脚光を浴びそうな気配でした。
そういえば、京都市交通局が発行している市バス・地下鉄共有の<トラフィカ京カード>には何パターンかのデザインがありますが、今ならそのひとつに、護王神社のいのしし像の写真が使われています。我が家にあるのは千円のカードですが、なんとなく縁起物として財布にでも入れておきたい代物です。
さて、縁起物といえば、早や十日戎。ご存知の通り、毎年、物凄い人出なのですが、今日にでも商売繁盛を願って笹買いに行かねば!と朝からそわそわしております。
ということで、本日も初春気分、快晴なり。
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